ウルトラマン創世紀展in福山130519

放置していましたが、昨年の五月、我が地元である福山美術館にてウルトラマン創世紀展が開催されました。 肝心要の中の展示物は残念ながら撮影不可だったためにお見せできないのですが、せっかくなのでちらほらと。

  • 福山美術館全景A

美術館入口付近。奥に見えるのは福山城。なお、初代城主は徳川家康の従兄弟にあたる水野勝成公。

  • 福山美術館全景B

美術館正面。同敷地内に、近くを流れる芦田川から出土され、日本中世の歴史解明に大きく貢献した遺跡、草戸千軒を常設している博物館があり。

  • ウルトラマン創世紀展垂れ幕

そして、中。ウルトラマンといえばコレ!な感じの有名なスペシウム光線のスチール写真による巨大な垂れ幕。奥に見えるのは初代~80までの主役ウルトラマンのスーツ。

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラ7兄弟(80入り)

ウルトラ7兄弟全員集合。私的には7兄弟だと80抜いてゾフィーなのですが、主役ウルトラマン集合ですね。おかげで省かれやすい80がゾフィーを差し置いて揃うという、ある意味貴重なショットです。

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラマン

説明不要な初代ウルトラマン。目が白いので顔だけ見るとジャックと見分けつきにくいかも。放映後に最も多く使われて馴染み深い、いわゆるCタイプですね。スーツ自体も標準的なサイズなので、さすがに放映当時の物のレプリカというわけでもないですね。
なお、この赤い模様は火星の渓谷をイメージしたそうです。何年か前のクイズ番組で知って感動しました。

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラセブン

よくウルトラマンセブンと間違って呼ばれるウルトラセブン。マンがつかなかったり、カラータイマーがないあたり、後付けの光に国設定からすると破綻している存在。しかし、独立して人気は確かなもので、OVAやリメイクを何度も作られる程。
なお、ほとんどのウルトラマンが怪獣に対峙した際のポーズがやや閉じた平手なのに対し、セブンは力強い握り拳なのも特徴。

余談ですが、ウルトラ警備隊7番目だからセブンなのに、光の国でもセブン呼ばわりなのに少し疑問(まあ、初代ウルトラマンもですけど)。

  • ウルトラマン創世紀展帰ってきたウルトラマン

二代目、帰マン、Jr、ジャックなど、おそらく世代で呼び名が分かれる帰ってきたウルトラマン。
初代との見分けは、スーツの模様の縁取りをみれば一目瞭然なのですが、マスクだけで見ると目と口の距離が長めなところが特徴で、造形師さん達はそこに注意するそうです。
ジャックといえば、ウルトラブレスですが、これがないと本格的に初代との差別化ができなかったと思います。セブン、良くやった!!

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラマンA

独特な顔つきが特徴なエース。
ウルトラマンをよく知る前、私の中のエースのイメージはネズミ小僧だったり、お調子者でした。
見てからは光線技が極彩色で、超獣をよく切断(惨殺?)したり、コミカルなのかシリアスなのか分かりにくい戦闘シーンが妙に印象に残りました。
なお、北斗と南の出身はこの広島県福山市だったりします。可能ならばAの一話の冒頭を見てみてください。

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラマンタロウ

メビウス以前、主役級の扱いの多かったタロウ。
ZATの隊員の頑丈さもですが、タロウの不死身。というか、死んだはずなのに死んでいないし、簡単に生き返るというウルトラマンのチート能力を前面に押し出した作風でした。
小さい頃、セブンと似ていると思ってたら、実は血の繋がった従兄弟との事。合点。でも、明らかにシルバー族同士の父と母からレッド族が生まれるのは・・・、隔世遺伝?それとも・・・。

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラマンレオ

濃い目のマスクデザインに対し、ほぼ赤一色と潔く割り切ったレオ兄さん。
多くの宇宙人が等身大で現れて、住宅街に現れるというのは、子供にショッキング。というか、全体含めてトラウマを植え付ける事が多かった作品な気がします。
格闘戦ばかりで光線技が少ない事が子供達から不満だったらしいですが、大人となった私の目線からは、怪獣とウルトラマンの取っ組み合いが往年のプロレスみたいで好印象だったり。ただ、隊員服と車両関係のデザイン。あれはダメだ。郷秀樹役の団時朗さんはMAT隊員服での野外ロケが最初は恥ずかしかったらしいですが、MACのだったら、主役を断ってたかもしれません。
どうでもいいですが、このレオの立ち姿を一緒に見た友人(ウルトラマン的に無知)が「オード○ーの春○」と一言。私は心の中で蹴りを入れました(だて、彼は格闘技有段者なので・・・)。

  • ウルトラマン創世紀展ウルトラマン80

よく省かれる80先生。というか、幼い頃に私が持っていたウルトラマンの本には何故か決まって80の事が書かれておらず、永らく謎なウルトラマンでした。
最近、レンタルで全ウルトラマンを見ようとしても、市内のレンタル屋10件以上回っても、80だけなし。広島市で発見はしたものの、返却できないので諦め、最終的にネットレンタルで何とか見れました。という、私の中で珍獣のような存在の80。あ、ファイティングエボリューション3の隠しキャラ、80先生だけがまだ出せずじまい・・・。条件厳しすぎ!!

  • ウルトラマン創世紀展カネゴン

そして、何故か7兄弟の脇にしれっと紛れ込んでいるカネゴンw。多分、Qの物を再現した物。
まあ、ウルトラ怪獣の中でも、かなり有名な部類に入りますからね。でも、お金を食べるとかって、日本経済的に優しくないですよね。というか、お金を消滅させた時点で犯罪ですし。確か、汚れた10円玉をお酢で綺麗にするのも厳密には違法だったくらいですし。

そんな感じで、創世紀展でした。
・・・・・・、肝心の中身ですが、写真撮影付加だったので、・・・すみません。
ただ、美術館にて販売していた図録がほとんどの展示をカバーしていたので、もしかすると、そちらを交えてレビューするかも。
とにかく、ウルトラファンは必見な内容なので、お近くに展示会が催された際には、是非、足を運んでみてください。

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