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あ行

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該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

怪獣頻出期において、異星人怪獣、それらに対抗した人類の記録を後学のために残したデータベース。
防衛軍のみならず、図書館などで閲覧可能など広く民間にも開放されているが、人災ともいえるギエロン星獣事件など人類にとって汚点となる事項は閲覧制限もしくは改ざんされている。
頻出期終結後にも記録は続けられており、有事の際にはロックが解除され、書き込み権限を持つ者によるリアルタイムの書き込みが可能。特に新種の怪獣が出現した際には現場で最も権限の高い物がレジストコードを命名する事が可能で、登録後は即座に共有される。

アークエンジェル

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ANGELベースの地上部分。通常の外観は巨大なビル型の基地だが、有事の際には変形して空中戦艦となる。
基地としてのスペックは怪獣特捜隊基地を参考に極めて堅牢なつくりとなっており、ゼットン級の火球の直撃でも易々と破壊されない事を前提にしている。
空中戦艦時のスペックは、最新のネオマキシマエンジンによる高出力によって、各兵装が強化。機体サイズを除くあらゆる面でアートデッセイ号を上回るほか、当機独自の並走として、ヤプール次元への単独侵攻や、次元ゲート自体の封印が可能。 ラファエリスの格納庫は通常は地下部位にあるが、変形時に任意でこちら側にドッキングさせる事が可能。また、空中戦艦形態からさらに変形し、ラファエリスを中心にドッキングすることで、最終防衛モードへの移行が可能。
UC145年では、ネオマキシマエンジンを始めとする各兵装を外された後に姫護高校の校舎となっている。

悪魔が降りた日(UC66/07/17)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

地球人類にとって初のウルトラ戦姫と本格的な宇宙怪獣と邂逅した事件。
宇宙怪獣ベムラー怪獣墓場への移送中に逃走した事で任務にあたっていたウルトラレディ・シャインがこれを追跡。シャインはベムラー捕獲専用のシステムを起動し、赤い球状エネルギーを纏ってベムラーを青い球状エネルギーに閉じ込めるも、なおもベムラーは逃走し地球の日本へ飛来。その際に衛星軌道上でビートルΔの大気圏外テストを行っていた鈴村真が巻き込まれるもシャインによって救出。
その後、湖に沈んだベムラーを追うべく地球人の柚村紗希へと姿を変えたシャインと、鈴村真と合流した怪獣特捜隊極東支部がこれを水上へおびき出すも、それまで一定の成果を上げていた特捜隊の装備を持ってしても傷一つ与えられず危機に陥る。
打つ手なしと思われた時、柚村紗希がウルトラレディ・シャインとなってベムラーを撃破。しかし、赤い小さな球状となってベムラーが逃走。これを追跡する事がシャインこと柚村紗希の地球に滞在するきっかけとなった。
この事件は人類にとってウルトラ戦姫との素晴らしい出会いであると同時に、事件名のとおり人類の非力さを改めて痛感せざるを得ないものであり、その後への影響力は計り知れない。
後にこの事件は地球へ宇宙怪獣を呼び込もうと目論んだ酋長怪獣ジェロニモンによる意図的な物と判明。事実、これを機に地球での異星人や怪獣の出現頻度は飛躍的に高まっていく事になる。

浅草特別保存地区

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

UC歴以前、旧暦21世紀初頭から東京都台東区を離れ、特別保存地区となった地域。
特別保存地区の名の通り、レトロな街並みが意図的に残されており、また旧暦20世紀前後の街並みが再現されている。
現代の人間からすれば極めて住みにくい場所に他ならず、もっぱら観光名所としての機能を想定されていたが、意外にもそのような不便さをあえて求めて移住する人々も国内外含めて少なくない。

異生獣(スペースビースト)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

2万年前にM80さそり座球状星団から出現し、同星団を滅ぼした生物群の総称。
星団滅亡寸前に駆けつけたノイによって巣の中心にある母体を滅ぼされた事で一度は全滅しかけたが、ウルティメイト・ザギを依り代に活性化。星団そのものの消滅に至らしめた。
星団消滅によって全滅後は大きく分けて二つに派生していく。一つは新たな母体としてダークディーヴァとなったザギがノイからの逃走の最中と終着地である地球にて生み出した、オリジナルに極めて近い異生獣群。もう一つは星団の破片と異生獣の生き残った細胞とが合わさり、ゾグを母体にスフィアや破滅招来体として新たな存在へと変貌した物がある。また、両者ともに地球のガタノゾーア達と共鳴する性質があり、発生した時間と場所は違えど三者の存在が極めて近い物であると推測される。

異星人

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

宇宙における知的生命体の総称。別名宇宙人。
その区分は千差万別で、人類にとって友好な種や個体も少なくないが、多くは怪獣頻出期において怪獣と共に地球に侵略などの故意による災厄をもたらしたために、忌み嫌われている。
それは友好的な異星人に対しても警戒あるいは攻撃的な扱いを地球人が偏見で行ってしまうなど、今後の課題ともなっている。

ヴィルベルヴィント財団

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

地球圏一を誇る巨大財団。ウィンド家の分家であるヴィルベルヴィント家が設立し、今も取り仕切っているが、ウィンド社を主に軍事部門として傘下に置いている。
UC95年時の頭首はドゥベラン・ヴィルベルヴィント。UC145年においてはその娘のクレイア・サイプレスが引き継いでいる。

ウインド社

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

造船会社を母体に旧世紀から様々な企業を傘下に収めながら成長を続け、UC60年代には世界有数へと成長した複合企業。
創業当初からフランスに本社を置いており、軍事産業から衣類など幅広く事業を展開。宇宙開発も頻繁に行っており、UC61年に防衛軍主催だった宇宙開発公団を吸収合併した事で月や火星などのテラフォーミング計画を中心に、宇宙ステーションなどの建造を進めている。
怪獣頻出期に防衛軍に強力な兵器を納品している事から軍事産業に傾倒していると思うものも少なくないが、代々の頭首の方針による差はあれど、基本的には過去の核兵器のように必要以上の力を人類が手にする事を良しとしない。反面、最低限の備えは必要とも考えており、メテオール委員会への出資や同委員会と共同でスタッグスやガンフェザー、ガンイーグルなど次期主力戦闘機の開発を行っている。
元怪獣特捜隊ODIN所属のアラン・ウインドが頭首を務めるUC88年に創設された災害救助組織BLAZEも非武装を基本理念としており、古代怪獣の出現による武装化の流れを渋々認めている。逆に同年に建造開始されたARIELベースは設計段階から防衛のための攻撃力を重視しており、シルバーシャークGを始めとするメテオール兵器の運用を積極的に進め、外敵からの防衛網の強化を担っている。

ウインド・シリーズ

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ウインド社が製造する可変戦闘機

宇宙鋼線

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

宇宙で最大の強度を誇る貴重な鋼材。
宇宙誕生の際にのみ極微量に産出される希少鉱石を精錬した鋼線であり、ビッグバン時並の衝撃を加えて始めて切断可能な強度を持つ。
欠点としては絶対数が極僅かである事と、精錬が難しく、ロープ状にしかできない事。
そのため、相手を縛る事にしか使えないが、その際は自力での脱出はまず不可能であるため、捕縛用具としては比類なき実力を示す。また、形状記憶も可能であり、特定の電気信号を与える事でロープ状から一瞬で複雑な縛り型となる。

宇宙牢獄(ベリル・プリズン)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

光の国の静止軌道上に浮かぶ直径1km程の巨大キューブ状の建造物。
25万年前のレイブラッドとの戦いにおいて、倒してもレイブラッドの力で際限なく復活する怪獣を封印するためにウルトラクイーンが念力で生み出した。
終戦後は永らく放置されていたが、不死のレイブラッドの魂と融合したウルトラレディ・ベリルを封印し、その後は犯罪を犯し、捕えた凶悪宇宙人などの収容に使われている。
ベリルの乱時にはウルトラレディ・シャインに化けたザラブ星人が侵入。ベリルとレイブラッド復活を目論む異星人連合から入手したギガバトルナイザーによってベリルの封印を解き、同時に収容されていた凶悪宇宙人達を解放する事で、ギガバトルナイザーで呼び出した怪獣達と共に光の国を襲い、逆に捕えたウルトラレディ・ティアナ達を閉じ込め、恨みが募る宇宙人達に甚振らせたが、救出に来たウルトラレディ・シャイン達によって破壊された。
その後は再建されながら、レイブラッドの呪縛から解き放たれ、宇宙警備隊大隊長直轄遊撃隊員として復帰したベリルが大隊長であるウルトラマザーによって宇宙牢獄空域の警備隊長として就任。

ウルティメイトイージス

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

別宇宙(エスメラルダ)において、ウルトラディーヴァ・ノイがグランテクターを元に開発し、鏡の星の洞窟に遺した超兵器。別名バラージの盾と呼ばれ、民間伝説としては、こちらの名で伝わっていた。
ノイ一人で全面戦争寸前の惑星エスメラルダと鏡の星の大艦隊両軍を相手に一人の犠牲者を出さずに停戦させたという伝説から、究極の兵器として希望の象徴として伝わっていた。しかし、その実体はブレスレットとしての外見しか存在せず、纏ったものの正しい心を増幅してディーヴァ・イージスに酷似した鎧となり、その者に同調した正しい心を力に変える変換機に過ぎない。
その性質上、悪しき心の持ち主には全く恩恵が生じないが、正しい心を持ち続けようとするウルトラ戦姫とは(同じウルトラ戦姫であるノイが生み出した物なので当然と言えば当然なのだが)相性が良く、ウルトラレディ・レイが纏った時には、アナザースペースの人々の平和を願う祈りによって力が増し、ベリアル帝国軍の大艦隊を一撃で壊滅させる威力を振るった。
また、オリジナル元となるグランテクターと異なり、ディーヴァ・イージスの力を再現した事で空間跳躍機能を有し、その性能は別宇宙を自在に行き来できるほど(ただし、長距離移動や連続移動直後は、イージスの力そのものが一時的に使用不可能になる)。

ウルティメイトフォース

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ベリル帝国事件後、ウルトラレディ・レイをリーダーとし、ジャンボット・ジェーン、ミラーナイト・セシル、カレン・ファイヤーの3人をメンバーとして結成された。
基本的にはエスメラルダ宇宙を防衛する組織であるが、リーダーのレイのウルティメイト・イージスの次元間移動によって、こちらの宇宙を含めて多くの宇宙を行き来し、その窮地を救っていく。後にジャンボット・ジェーンが加わる。
ソラ編においてはノイの残留思念によってウルティメイトフォースが地球を守るべく来訪したが、待ち構えていたダークレディ・トレジアの罠によって分断。全員が深手を負った上にレイのみがこちらの宇宙にとどまる事ができ、SDとなったレイが地球に降り立つ事になる。

ウルトラ戦姫スタジアム

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ウルトラ族・ウルトラ戦姫

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

プラズマスパークによって超人へと進化したM78星雲人こと光の国の住人の総称。
詳しくは別項参照。

ウルトラ大戦争

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

3万年前にエンペラー星人率いる怪獣軍団が、光の国を襲った事に始まる戦役。
光の国に甚大な被害をもたらしたものの、ウルトラレディ・ケリィがエンペラー星人との一騎打ちの末に撃破した事で怪獣軍団は撤退。組織再編を行った光の国は宇宙警備隊を結成し、初代隊長にはクイーンによって選ばれたウルトラレディ・マリアが就任した。

ウルトラテクター

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

SRFが使用する、地球人がウルトラ戦姫の力を等身大で再現すべく作られた特殊装甲。
主材料は火星から採掘されたスペリオリウム。
開発は古く、UC70年頃から行われていたが、純地球産の技術にこだわったために開発は難航。逆にそれが功を奏し、消失事件の影響をほとんど受ける事なく技術が使え、それまでの隊員スーツが使えなくなったUC132年において、SRF機動隊長の鈴村真が纏う特殊装甲としてロールアウトした。
とはいえ、UC142年においても完成とはいえず、真の体内に流れるウルトラ因子による超常的な力を一時的にブーストする形にとどまり、一般人の着用は前提されていない(仮に纏ったとしても本来の力は出せない)。

ウルトラバースト

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

UC144年、別宇宙から現れたグリーザに対し、他のO-50宇宙からウルトラディーヴァ・ノイによって招集を受けたウルトラレディ・スフェールとリオール姉妹が戦闘。最終的にグリーザを道連れにルージュとブラウが太陽に飛び込む事で決着が着くが、この際に生じたウルトラバーストと呼ばれる強力なエネルギーが地球に降り注ぎ、SDや消失していた宇宙由来技術の一部が活性化し始めるなど、第三次怪獣頻出期の引き金となった。

M80さそり座球状星団

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

2万年前に闇に飲まれ、壊滅寸前のところをウルトラディーヴァ・ノイによって救われた。
力を使い果たし、一時眠りについたノイを守る一方で原住民は再び闇のような驚異に自分たちが晒される事を恐れるあまりに救世主であるノイを解析し、人造戦姫としてウルティメイト・ザギを生み出す。
ザギはノイに迫る性能を示すが、闇を吸収していくと造り手の意思を離れて暴走し、生き残った者を滅ぼしていき、最終的には原住民が後悔と嘆きに暮れながら自らザギごと星団を消滅させる事を選んだ。
生き残ったザギを追ってノイが旅立った後、僅かに残った闇が長い時を経て自己進化あるいは人工物を取り込んでいき、やがてスフィアや破滅招来体となっていく。

ARIELベース

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

衛星軌道上にてウインド社によって建造開始された全長6kmを誇る巨大宇宙基地。
地球防衛構想の一環として、仮設されていたステーションRXRの後継機としてUC70年頃から防衛軍による要請を受けていたものの、要求スペックに技術が追い付かず、長年先送りろされていたが、UC87年に当時12歳であった星野夢香が独自に考案したリパルサーリフトによって技術的問題が解決。翌年のUC88年から建造が進められ、UC93年に完成する。
中にはBRAVES隊と駐留防衛軍を主軸に、司令官は歴代ステーションの隊長であった倉田廣が務め、各種人員とガンイーグルやガンフェザー、スタッグスなど装備一式が格納されている基地となっている他、ちょっとした商店街規模の売店フロアや巨大展望室などが備わっており、居住性にも優れている。UC95年の第二次怪獣頻出期以降はANGEL隊の宇宙基地としての機能も有し、隊員も駐在しているが、BLAZEの流れを組み、洗練されたBRAVES隊と役割が重複するために他の防衛軍の部隊と大差ない役割に納まっている。
リパルサーリフトは巨大質量を衛星軌道上に浮遊する形で静止させているだけでなく、艦内の重力を1Gに保ったり、防御フィールドとして機能するなど本艦を文字通り支えている。その莫大な必要エネルギーを生み出しているのはアートデッセイ号から流用したネオマキシマエンジンであり、必要とあれば亜光速まで本艦を加速させられる。
防御能力は極めて高く、甲板と兼用している上部装甲は常に展開しているリパルサーフィールドの効果もあいまって、ベリルの乱時にデスペリオル光線が直撃しても貫通させず、その後の宇宙人達による攻撃で防衛戦力に少なからず被害は発生したものの、本艦自体は小破程度ですんでいる。 攻撃力もシルバーシャークGと防衛部隊により地球随一の戦力を保有しているが、それでも宇宙からの侵略には完璧とは言えない。

ANGEL

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

第二次怪獣頻出期において、かつてのLADYの流れをくむ地球防衛軍長官直轄部隊。
選考基準は現在の技能はもとより、精神的な強さと成長の伸び幅を重視。さらに怪獣や異星人に対し偏った感情を持たないこと、AIなどとの親和性を特に重視されている。
そのため、防衛軍ライセンスを持つだけの民間からの登用も多く、お世辞にも精鋭部隊とは言い難いが、各自自身の立場に誇りを持ち、連携することで防衛軍の精鋭部隊にヒケを取らない成果を上げていく。
特に実働隊となる原幹江達は防衛軍アイドルとしての側面も当初から想定されており、各メディアに対応すべく制服もLADY以上に際どいデザインとなっている。
戦闘およびメディア露出の活躍が目立つほど熱狂的ファンが増えるに比例して批判的な意見も少なくない。

ANGELベース

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ANGEL隊の所属基地。
地上部のアークエンジェルと地下施設から成立し、地下施設には整備格納庫、固定砲台、居住スペースが存在する。

か行

怪獣

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

27万年以上よりも昔に宇宙支配を目論むレイブラッド星人が生み出した生物兵器群。
その戦闘力は高く、また数によって抵抗する異星人をことごとく死に至らしめ、瞬く間に支配権を拡大していった。
怪獣は種と呼ばれる魂とエネルギーの集合体からなり、それが人為的あるいは自然に惑星に漂着し、その惑星に最適な怪獣が生まれていく。その後は自然繁殖を行っていく種もある。死した魂は生前の生体情報と共に怪獣墓場に転移して記録されており、別の惑星で生まれた怪獣が、接点はないが環境の近い別の惑星で誕生する事もある。

怪獣特捜隊

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

第一次怪獣頻出期に際し、UC60年に結成した対怪獣特化の精鋭部隊。
UC54年から始まり、多発する怪獣災害に対し、現状の防衛軍の力と運用法では被害拡大を引き起こしてしまう事が問題視され、極東支部の小林俊夫中佐の発案により、可能な限り最先端の装備と少数精鋭による対怪獣組織として特捜隊EU本部”ODIN”結成。 同日、怪獣被害の大半を占める日本にて小林中佐を隊長とする特捜隊極東支部結成。 後に北米のMSSPをはじめ、各国に支部が誕生し、一極化によって軍縮の加速に成功する。

怪獣墓場

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

いつから存在しているのか不明な宇宙最古と呼ばれる空間。どこに存在するかも定かではなく、グレイブゲートと呼ばれる宇宙各所に存在する入口からつながっている。
全ての怪獣は死後にここに集まると言われ、実際に空間内に数多くの死霊らしき怪獣の姿が見られる。また、空間内の中央に炎の谷と呼ばれるマグマ運河が流れる巨大な浮遊大陸が存在する。
長年の間、ウルトラクイーンや光の国の科学力をもってしても現状の観測以上の解明はできずにいたが、消失事件を引き起こしたルギエルの弁には、全ての怪獣と異星人のルーツであり、それらを記録するアカシックレコードの一部とされ、彼自身もここで怪獣達の死霊から生まれたとしている。事実、ウルトラ戦姫達にとってのアカシックレコードに近いプラズマスパークとの対消滅によって宇宙の生命が消えかかった事もあり、この言葉はデタラメとも思えない。
推測では、レイブラッド星人も、ここを利用して怪獣の起源を作ったのではないと思われる。

怪獣頻出期

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

UC54年からUC70年までの地球が怪獣災害に見舞われた期間を指す。
原因はジェロニモンが怪獣繁殖地に最適な場所として地球に降り立ち、怪獣の種をばらまいた事による。実際には怪獣のみならず、同時期に異星人達が地球を察知した事で侵略を開始しており、純粋な怪獣災害のみではない。
UC68年にジェロニモンと異星人連合が倒され、怪獣災害が急速に収束に向かったために、この年を終結年とする意見もあったが、地球氷結事件を人類のみの力で解決した事で、防衛のために滞在していた全ウルトラ戦姫が帰還した瞬間が公式の終結日時と記録している。
出現頻度が急増し始めたUC60年を頻出期の開始とする意見もあるが、本項では最初の怪獣が出現したUC54年を開始とする。

カオスウイルス

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

バルタン星が生み出し、廃棄した生物兵器のなれの果て。
ゴーデスを生み出す過程の失敗作として宇宙空間に捨てられたが、そのまま生存。微粒子サイズの細胞の集合体で肉体を持たないが知能を有していき、地球に辿り着く。
元の性質は環境を自由に改変すべく外的要因に素早く適応し、それを無害化していくといった物だが、進化の果てに生命体にとりついて暴走させる事で感情という物を学習していき、攻撃など外部からの強い刺激に適応し、急速に進化する性質を獲得した。元々の性質として、人格を持つ主から離れた分裂体は細胞を維持できないために分裂による増殖は不可。また、外傷を与えずに治療を行うユニスが最も苦手な存在である。
知能よりも本能を優先し、生命体に寄生して凶暴化させながら感情を学習していくが、怒りや憎しみといった負の感情しか取り入れない性質から人間の善意の感情に強い拒絶反応を示す。やがて擬態能力と同時に拒絶反応を克服し、天敵であるユニスをコピーし、カオスユニスとして進化した際には無邪気ともいえる悪しき人格を形成した。

火星

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

太陽系第四番惑星。

可変戦闘機

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ウインド社が生み出した全高20m前後の人型マシンへの可逆変形が可能な戦闘機。
従来の戦闘機とは状況への対応力を別次元にまで高めるべく開発されたが、純粋なスペックにおいては単一の役割をこなす最新鋭戦闘機より劣る上に、製造・運用コスト面でも安くつかない事から、防衛軍と民間からは当初は見向きもされなかった。

しかし、ウインド社が社運をかける火星開発となると事情は異なり、過酷な火星での作業において人型と戦闘機の両形態を取れる事は大きなアドバンテージとなった。
作業と自衛を両立しなければならない火星においては、広大な面積をカバー飛び回れる戦闘機と、頑強な作業用マシンの双方が必要不可欠であり、その両者をカバーできる可変戦闘機は一機ですむ事となった。
輸送コストに関しても従来の戦闘機とサイズ規格を統一している事で同等に抑えた事が大きく、結果的に運用コストは従来の作業マシンや戦闘機を配備するに比べると1/3以下という実績を生み出した事で、当時仮設だった火星政府によって正式採用へと運んだ。
以後は火星開発の大手のフロンティア社の親会社でもあるウインド社が独占かと思われたが、アラネルド社長は可変戦闘機の特許権を破棄。しかも、開発のノウハウを破格の低価格で提供。これによって各社が開発を競い合うかのように様々な機種が火星で見られるようになった。

北川ベーカリー

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

光ヶ丘町(後の姫護町)にあるパン屋。
篠崎愛としの涼らが下宿する部屋はここの二階にある。

グランテクター

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

アンドロ戦姫が纏うコスモテクターの最上位の鎧。
アンドロ星の科学者が英知を結集し、生み出した究極の兵器であり、アンドロ王家が代々管理していた。その力は、不滅の存在であるグアを滅ぼせるほど。ただし、使用者に多大な負担がかかるらしく、使用直後に強制解除される。
この技術を元にウルトラディーヴァ・ノイは自身のノイ・イージスの技術を融合させ、ウルティメイト・イージスを造り出している。

高エネルギー分子ミスト

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

指向性と質量を持つ霧状のエネルギー物質。
生成時に内包する元素によって、様々な特性が得られ、酸素などの気体を内包したものを戦闘機のコックピットに充満させる事で対G補助と、宇宙空間での脱出時に搭乗者を保護し、極端にいえば通常の服装のままでも宇宙空間で一時間程度の活動は可能としている。
兵器としてはエネルギーを物質化寸前まで縮退固定した物をナノマシンを触媒として物質化させた物があり、マケット怪獣や人造戦姫の生体パーツとして使用される。性質としてはウルトラ戦姫の肉体に近い物が得られ、マケット怪獣の能力はオリジナルの物と遜色は見られないなど優秀な性能を持つ。最大の欠点としてはエネルギーの固定化が難しく、マケット怪獣は生成から一分で拡散消滅してしまう。ラファエリスは内蔵エンジンの出力に余裕があるために時間的余裕は比較的あるが、エンジンそのものが不安定な上に戦闘ではエネルギーの供給が追い付かず、行動時間が著しく縮まってしまう。

ゴーデス

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

火星を発見したバルタン星人が、移住のために自身にとって有害なスペリオルを無害化するために生み出し、火星に送り込まれた原子生物。
バルタン星の方針によって、地球をそのまま移住惑星として侵略作戦を開始したために放置されたが、死滅するどころかスペリオルを吸収しながら急速に進化を始め、火星調査団が降り立った際には赤子なみの知能を身につけ、調査団を襲うもグレイスによって消滅させられる。だが、破片となってもその怨念と自己進化能力によって調査団の船体に張り付いて地球に到達。オーストラリア地下のマグマを吸収しながら、ゴーデス怪獣を生み出して追撃に現れたグレイスを襲わせ、最終的には高度な知能と巨大な身体を得て復活。罠にはめたグレイスを取り込み、吸収していくが、内部から完全消滅させられる。

ゴーデス細胞

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ゴーデスそのものを形成する細胞。スペリオリウムと対消滅し、酸素と二酸化炭素などへ変換される。
皮肉にも、火星にてゴーデスがグレイスによって倒された大量に散布されたこの物質により火星の大気成分と濃度が地球に近づき、火星へのテラフォーミング計画を100年前倒しにされたと言われる恩恵をもたらした。
結果的に人類に有益な結果を残したものの、多くのスペリオリウムを体組織に含むウルトラ戦姫にとって天敵となる危険性が高く、早期に殲滅できた事は幸いであったと言える。

さ行

サイバーワールド

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

別名、電脳空間。
電気が通えば、どこにでも発生(たとえば人間の体内や電池式玩具にすら)するともいわれ、言い換えれば数字で定義された魂とも言える他、広義でいえば膨大になるため、ここでは地球上のネットワークに生じたサイバーワールドのみを説明する。
名称自体は地球上にネットワークが構築され始めた旧暦1900年代後期から使われていたが、それは単なるネットワークの別名にすぎず、ネットワーク上に存在する別空間としては創作話などにしか使われていなかったものの、現在では、その存在が不確定ながら確認されており、確固たる別空間とされている。
怪獣頻出期以降は明確に電脳生命体と呼ばれるAIと似て非なる魂を持った生命体の存在も見られ、それによる被害報告も怪獣災害として扱われている。
ウルトラ戦姫などは自身の存在を数字化する事である程度の出入りが可能。UC95年代では、人類はいまだ足を踏み入れる事のできないものの、ネットワーク内に保管されたアーカイブドキュメントに保管されたデータを高エネルギー分子ミストを媒介にして実体化する技術を獲得している。

サイバーワールド(消失事件後)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

消失事件直後、消失していく宇宙からウルトラディーヴァ・ノイによって消失現象から切り離された宇宙の膨大な物質や魂といった存在をデータ化し、地球のサイバーワールドを再構築及び大規模拡張した上でアーカイブデータとして凍結保管。つまり、失われた怪獣墓場とプラズマスパークの代わりを地球のサイバーワールドに代替させている状態にある。メインサーバーはレーテ内に存在するが、仮にレーテが破壊されたとしても、サイバーワールド自体を破壊する事はできず、意図的に破壊するにはサイバーワールド内部を内側から全て破壊する以外にない。
スパークドールズは、この空間の出口として現実空間に限定的に実体化したものであり、スパークドールズにエネルギーを与えた際には、データが一時凍結解除され、幾らかの制限つきで元の力や姿を現実世界に実体化可能。
内部データはアーカイブ保存されているとはいえ、サイバーワールドの特性上、元の電脳生命体などはこの空間内である程度自由に動け、アーカイブデータに干渉しかねないため、ノイは元のサイバーワールドのハイパーエージェントであるグリッドレディ・イータに更なる力を与えた上で管理者として監視。バグなどの修復及び悪意あるデータ(電脳生命体含む)の破壊を引き続き行っている。

サイバー惑星・クシア

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

自らが創造した巨大人工頭脳ギルバリスの暴走によって支配、崩壊した惑星。近年はギルバリスの意思によって全宇宙にギャラクトロンを送り出し、多くの星を滅ぼしていた。ウルトラ警備隊もクシアを危険視し、何度もギルバリス討伐を行っていたが、そのたびに独自のサイバー空間に逃げ込まれ、失敗に終わっている。
消失現象にもその特性で難を逃れており、UC145年代でもまだギャラクトロンを失われた宇宙に送り出している。

消失現象

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

消失事件時、宇宙が白紙に戻ろうとした現象。
ダークルギエルの目論みどおりならば、原初の宇宙に戻るはずだったが、ウルトラディーヴァ・ノイらによって地球を基点とした一部が逃れ、消失した存在も形を変えて保管される事で完全消失を逃れている。
しかし、守られた地球においても、地球外由来の技術や物質が力を失っていくなど、混乱が生じ、当時を記憶している人々にとっては忌まわしい現象となっている。

消失事件

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

UC130年にダークルギエルが起こした一大事件の総称。
発端は、ルギエルが自身の生誕地である怪獣墓場を光の国へ転送。激突させた事から始まり、プラズマスパークと怪獣墓場を対消滅させる事によって現在の宇宙を全て白紙へ返さんとしていた。
実際に星々があらゆる時間軸ごと生命のない星へと化す中、多くの戦姫の尽力と、地球に眠るノイの力によって地球だけは消失現象から切り離され、消失した生物達もスパークドールズ(SD)と呼ばれる10cmサイズの魂なき人形として何とか残る事ができた。
地球においては、外宇宙航行技術や兵器関連、生活の一部にまで使用されていたメテオール技術が徐々に機能低下。半年後には全てのメテオールが無力化されてしまい、文明レベルを一世紀近くも後退せざるを得なかった。同時に光の国を始めとするあらゆる知的文明との交信ができなくなった事実をもって消失事件を人類は認識した。
地球滞在(非公式の潜入なども含む)の異星人にとっての影響は、母星への帰還が不可能になったのみならず、能力や姿が地球人と同等の物になってしまった事で進んで人類の保護下に入るものや、暗躍のために能力の再現や復活の方法を求めて野に下るものも少なくない(能力などが以前のままか、それに近い者がこれに多い)。

人造戦姫(地球)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

怪獣頻出期終結後、地球人類が自分達の手で地球を守る事を体現するために防衛軍が計画を立ち上げ、戦姫を模した人型兵器の総称。
官民問わずにあらゆる技術を総動員し、地球の総力を注いだと言っても過言ではないが、何度となく頓挫する。特に難航したのがAIなどのソフトウェア面で、メテオールの構築により理論上の性能は目標に達しつつあったが、これを動かすとなると単純な動きですら機体よりもはるかに巨大な機材を抱えなければならず、状況が目まぐるしく変わる戦闘など到底不可能であった。
決定的な打開となったのはUC93年に鈴村親善大使が光の国の人造戦姫であるネオスと共に一時帰還し、ウェスタの開発した成長型AIとネオスのデータを元に根本的に計画が練りなおされ、ついにUC95年にラファエリスが完成する。この段階ではまだ試作の段階を超えていなかったが、ベリルの乱時に実戦投入され、この経験がAIの成長や機体各所の改善点が得られ、数週間の改修を終えた後に完成する。
これとは別にガルディアスが盗用したラファエリスの開発データと、レーテからイラストレーターを介して得られるノイの技術によって造られ、そのロールアウトはラファエリスよりも早く、戦闘力も高いが、AIなど完成度はやや低い。

人造戦姫(光の国)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ノイが人工プラズマスパークの開発研究と同時にそれを動力炉とする人型兵器の開発によって始まった。
人工プラズマスパークとネオスと名付けられた人型兵器の開発は戦姫一の科学者と言われるノイを持ってしても困難であり、20万年あまりの年月を経てもネオスの胴体フレームしか完成しなかった。
2万年前にM80さそり座球状星団の窮状を知ったノイが未完成の人工プラズマスパークと共に出立。星団の崩壊と共に行方不明となった事で放置されていたが、ある時に異星界宇宙からノイが帰還し、そのままネオスの胴体以外の未完成のフレームを持ち出し、エメラルダ星の特殊鉱石を使用した事で人工プラズマスパークとネオスの四肢を流用した人造戦姫、初代ジャンボットを完成させる。
その後、UC68年にノイから正式に研究を受け継いだウェスタがネオスをUC75年に一応の完成をさせ、人工プラズマスパークとネオス本来の四肢のフレームを手に入れるために異世界宇宙へ旅立ち、快く受け入れられたエメラルダの王家はUC93年までに二つとも渡す事を約束。ヤプール軍との小競り合いによって結果としてUC95年にまで伸びてしまったが、無事に本来の性能を得たネオスはベリルの乱の最中の光の国へ帰還。圧倒的な性能と動力の人工プラズマスパークを奪われたプラズマスパークコアの代わりにする事で光の国における戦姫の逆転へと導いた。

スパークドール

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

サイバーワールドと繋がっており、その出口として物質世界に一部が露出している存在。外見上は、10cmサイズの二頭身の人形。その外見的特徴は、ノイの趣味によるものと推測されている。
ソラスパークなどの専用の機材。もしくは、膨大なエネルギーを与える事でサイバーワールド内のデータが変換され、元の姿への実体化や、その力を他者に与える事が可能。ただし、機材を介さず無理やりもしくは自然現象的に実体化させた場合は、魂などの情報が不完全となり、暴走状態に陥る事が多い。そのため、野良スパークドールズが落雷などで実体化し、怪獣災害を引き起こさないために捜索活動が常に行われ、回収したスパークドールは専門の機関に厳重に保管されている。

スフェールカリバー

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

フラウ・グラナーデ戦士の頂にて得た聖剣。
こちらの宇宙に来る以前の別宇宙の地球における魔王獣討伐戦の初期、マガゼットンに対してスフェールスプリームカリバーを放った際と、こちらの宇宙の太陽付近にてグリーザを撃退する際にと二度消滅している。

スフェールリング

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

フラウ・グラナーデ戦士の頂にて得た聖剣。
こちらの宇宙に来る以前の別宇宙の地球における魔王獣討伐戦の初期、マガゼットンに対してスフェールスプリームカリバーを放った際と、こちらの宇宙の太陽付近にてグリーザを撃退する際にと二度消滅している。

スペリオリウム

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

出自を問わず、全てのウルトラ戦姫の体内に含まれる金属成分。
地球人で言うところの血液中の鉄分に相当すると思われ、ウルトラ戦姫は体内でこれを循環させながらエネルギーを取り出す事で普段の活動源とし、さらに瞬間的に高エネルギーを生み出す事で光線技などを放つ事が可能。ただし、一度に大量に使用すると一時的に体内のスペリオルが減少し、エネルギー不足として貧血に似た状態に陥る。
血液に型があるようにスペリオルにも僅かな差異があり、エメリオルやメタリオルといった別名がつき、放つ光線の色や性質に変化が見られるが、本質は同じであり、エネルギーの受け渡しなどに支障はない。
戦姫のプロテクターやスーツの主原料にも使われており、軽量の割に強度が高く、持ち主のスペリオルエネルギーに反応する性質を持ち、成長に合わせて変化していくために、多くの戦姫は幼少期から同じスーツを身につけている。ただし、精錬にはプラズマスパークが必須であり、宇宙各地にいくつか鉱山が見られるが、光の国以外に使い道はないために掘り起こす者はほとんどいない。また、バルタン星人はスペリオルが放出するエネルギーに弱く、忌み嫌っている。
太陽系には唯一、火星に存在している。

星団評議会

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

地球に住む異星人同士の共同体の首脳部。代表はケムール人のエド氏。
ご大層な名前だが、実際は消失事件によって帰る星を失った者達による居候組織の代表者達でしかない。

星団公安機動隊・SRF

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

通称、SRF(Star organization Riot Force)。

星間連盟(O-50宇宙)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

O-50の宇宙において秩序を守る星間政府組織。
ただし、争いの絶えないこの宇宙らしく、この組織自体も純粋な正義によって成り立っていない。そのため、多数を助けるために少数を無慈悲に切り捨てるのみならず、組織個人のエゴや利益のために犠牲を強いる事すらある。

戦士の頂

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

並行宇宙の一つにある惑星、O-50に存在する山の山頂。スフェールの光と呼ばれる青白いリングが常に浮遊しており、そこにたどり着き、スフェールの光が選んだ者にスフェールカリバーやリオールダイザーといった力と、同時に様々な使命を与える。
その正体は、別の並行宇宙におけるウルティメイトイージスのように、ウルトラディーヴァ・ノイがこの地を訪れた際に遺した遺産であり、スフェールの光はノイ自身の人格を写した分身とも言える存在である。

た行

隊員服・旧式

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

主に防衛軍と民間組織の対怪獣用装備の衣類一式を指す。
一見して硬化プラスチック製のデコレーションが取り付けられた以外は軍服に近い構造に見えるが、全て最新技術の塊である。
大きく分けて三つのモードを設定可能で、私服と変わらない通常モード、オプションとしてヘルメットを装備した宇宙空間モードへと任意に切り替えられる。
液体金属の繊維による記事は耐火耐薬耐衝撃に優れ、任意によって全身を覆うことも可能なためにミニスカート状などデザイン重視であっても防御力の低下はない。破れた箇所を補う事で全体の50%までの損傷ならば、生命維持の保障がされている。
ブーツに備え付けられたジャンプユニットとショックアブソーバーにより、40m級の大型怪獣を飛び越える事も可能。ショックアブソーバーの衝撃緩和性は理論上200mの高さからでもブーツからならば無事に着地可能とされていたが、星野亜希隊員が333mの高さから飛び降りても無傷であった事で証明された。
これらの特性をフルに活用すれば、戦車並みの重火器を携行し、暴れまわる怪獣の攻撃を機動性でかいくぐり、頭部の至近距離で必殺の一撃を見舞う事が可能である。もっとも、この行為は極めて危険なため、推奨どころか禁止に近い戦術とされている。

隊員服・新型

該当話:UC66シャイン編< UC95メリム編 UC145ソラ編

UC88年のBLAZE隊結成時にウインド社が製造したスーツを基礎とする新型。
基本的に58年の時点で完成されていたため、メテオール技術を取り入れたアップデート版となっている。
それでも以前の物を旧式と定義づけられるだけのスペックは有しており、高エネルギー分子ミストとリパルサーリフトの併用により、ヘルメットと動力なしの装備のままで宇宙空間での半日程度の生命維持が可能となった他、不要となったスーツ自体が変形するモード切り替えが廃されている(一部の古参パイロットからの要望で変形機能自体は後に形だけ復活した)。
余談ではあるが、コストは下がっておらず、個人個人の採寸データに元づいた12着の一括生産以降は替えが効きにくい欠点は残っており、体型維持が求められる欠点を残している。にも関わらず、芹沢明菜は採寸時にコンプレックスのバストサイズをわざと二回り以上小さく記録させており、これが原因でジャケットのファスナーが上がらず、無理やり押し込めた結果、初日の挨拶時にファスナーを内部破壊させたという事態を引き起こした。内部からの衝撃は旧式の段階で指摘されていたものの、30年以上不具合がなかったために放置されていたが故の不幸な自己と言えるが、上司の桜井梢は部下の不手際で高価なスーツを再生産させる事を良しとせず、生命維持の機能を理解した上でファスナー部分に対して強化と外部遠隔操作の追加で解決した。このため、明菜隊員は普段はジャケット前面のファスナーの大半を解放しており、意識を失った際の緊急時や懲罰時に外部操作でファスナーを締められるようになった。

ダークフィールド

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

異生獣が住処とする空間。
実際は全異生獣の元となるザ・ワンの時点でノイの力によって、異生獣は発生と同時に地球上の並列次元に封印される事になり、外界との接触は著しく制限される。とはいえ、完全に封印できているわけではなく、異生獣は内部から通常世界へ干渉する事で糧となる人類の恐怖を摂取。力を増すと同時にダークフィールドそのものを拡張し、行動の範囲を広げるばかりか通行人などをダークフィールド内に取り込み、直接捕食する事もある。最終的にはダークフィールドを破り、通常世界で活動する事も可能。
逆に外界からダークフィールド内に進入する事は不可能で、中へ入るにはあえて異生獣に襲われるか、ノイの加護を持つネイスやガルーダなどによる次元突破能力が必要。

地球

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

太陽系第三惑星。
多種多様な生物と共に我々人間が繁栄する一方で、他の惑星と比べて異常なまでに多くの怪獣が大量発生し、同時に異性文明に狙われるなど事件が多発していく。
実は光の国に先駆けて超古代時代に戦姫が誕生しており、同様にレイブラッドが怪獣を生み出す以前に超古代怪獣が出現している。

地球統合政府

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

戦争終結100周年にあたるUC元年に創設された超国家間の政府機関。同年廃止となった国連を引き継ぎ、本部はイギリス。
各国家はそれまで同様の自治権を維持しつつ、有事の際の最終決定権はこちらにある。大統領制であり、4年ごとに各国家から選出された代表(首脳とは別)から投票により大統領を、それ以外を議員へと任命される。

地球防衛軍〈EDF〉

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

戦争終結100周年にあたるUC元年に創設された超国家間の軍事組織。本部は統合政府と同じイギリス。
設立と同時に軍縮が始まり、60年あまりが経過したシャイン編序盤においては人員のみなら半数以下となっている。
軍縮に反対の意を述べるタカ派も少なからず残っており、怪獣災害を機に発言力を増大化。メテオールを持って異星人に対して先制攻撃をかけるフレンドシップ作戦を推し進めるなど暴挙も少なくない。
怪獣頻出期終結後に、地球防衛の構想をめぐって穏健派とタカ派の争いは激化。UC93年の次期長官をめぐり、タカ派の代表としてバスク参謀達に利用され、担ぎ上げられた影丸隼人参謀と、穏健派代表の星野亜希参謀による夫婦同士の一騎打ちの構図となったが、突如として影丸参謀が除隊した事で星野参謀が長官に就任。タカ派は一気に勢いを失った。

超獣

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ヤプールが開発し、自分達を滅ぼした憎き怪獣を超えるという意味で命名。
製造法としては、現住生物を捕獲し、ヤプール次元側で用意した生物と融合させて誕生させる他、ヤプールの怨念が現地の物体や思念と融合して生まれるケースもある。
また、一度生まれた超獣はデータがストックされているらしく、上記のプロセスを経ずに別個体を生み出す事も可能。

な行

は行

バラージ

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

地球の中近東の砂漠に存在する小都市。
かつてはバラージ王国として栄えていたが、5000年前に現れたアントラーによって危機に瀕していた。
その最中にウルトラディーヴァ・ノイが傷ついた人間体の状態で現れ、アントラーとの戦いで劣勢となる中、若かりしウルトラレディ・シルフィーが偶然にも現れ、共にこれを撃退。砂塵の中から雄姿を見せたシルフィー(正確にはノイが力を貸したシルフィー)を模して石造を建造し、後に再びアントラーが現れた際に完全消滅できるようにノイから預けられた青い石と共に代々守りぬかれていた。
UC66年において怪獣特捜隊とシャインが再び現れたアントラーに対し、青い石とシャインの力によってアントラーは完全消滅した。 ちなみに傷ついた状態のノイが原住民の戦士に介抱され、それが彼女にとって初めてのヒューマノイドタイプの異性に対する初恋となったらしく、後にウルティメイトイージスの別名にバラージの盾と名付けたり、NEOSの素顔はその戦士の顔を模している。

バラージの盾

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

アナザースペースにおいて、ウルトラディーヴァ・ノイが遺したウルティメイト・イージスの別名。
民間伝説としては、こちらの名で伝わっていた。

バルタン星

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

数ある有文明星の中でも指折りの歴史を持っていた古参惑星の一つであり、極めて高い科学文明を持つ。
中世期の日本のような体系を持ち、ミカドを頂点として順にツカサ、サムライ、シノビ、ゲニン、タミと厳格に分かれた六階位を持つ。また、古くからの遺伝子として女性の方が知力・戦闘力ともに大きく勝り、タミより上位はほぼ女性で構成されていた。
しかし、数十年前にバルタンを選民としてウルトラ戦姫をも凌駕すべき力と生命を得るべきとの考えを持つツカサの一人であるラトリアが反乱を起こし、最終的に協力者であったシカダに命じてバルタン星そのものを爆縮させてプラズマスパーク化させると同時にバルタン星にいた全ての生命を抹消するという暴挙を起こした。
その後、様々な要員で生き残った者達は、ミカドとなったラトリアによる偽りをもって束ねられ、ツカサは廃止、タミはバクテリアサイズにされて冷凍睡眠。残ったサムライ、シノビ、ゲニン達にそれぞれタミを人質として科す事で侵略戦争のための尖兵へとしたてあげた。
このような恐怖統治のため、反旗を翻す事を目論む者も少なくない。

バルタン星襲来(第一次)・

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

弓ヶ谷に隕石が落着し、それに引き寄せられるように巨大なロボット怪獣ガラモンが飛来。熊谷ダムを破壊し、東京へと侵攻を開始したが、特捜隊の梶隊員の機転によって先の隕石がガラモンに指令電波を送る中継器である事を突き止めると同時に電波を遮断。これによってガラモンは沈黙し、収拾した。

バルタン星襲来(第二次)・

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

謎の男によって、ガラモンへ電波を中継していた隕石が厳重な保管庫から奪取。直後に日本を中心とした中国などの各地に計10体のガラモンが襲来。各国の防衛軍が一斉に出撃して迎撃に追われる中、鈴村隊員の活躍によって謎の男ことセミ人間(後にバルタン星人のゲニンの一人と判明)から中継器を奪い返した事で停止したガラモンをすぐさま撃破。負傷したセミ人間は母船(バルタン星の宇宙船)に帰還しようとするも、母船から放たれた光線によって焼死した。

バルタン星襲来(第三次)・UC66/08/02

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

バルタン星による三度目の侵略攻撃。当初はこれが初と思われたが、先のガラモンによる二つの事件もバルタン星によるものと判明したため、本件を第三次とする。

バルタン星襲来(第四次)・UC66//

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

 

バルタン星襲来(第五次)・UC66//

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

 

バルタン星襲来(第六次)・UC95//

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

 

バルタン星襲来(第六次)・UC95//

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

レイブラッド星人、エンペラー星人といった第二次怪獣頻出期の黒幕を全て倒して数日後、いまだ地球圏と光の国が復興しきっていない時期に突如としてバルタン星の指導者であるラトリアが率いる全バルタン星の軍団が地球へ強襲。
地球に総攻撃を仕掛ける裏でラトリアとシカダは太陽を圧縮してプラズマスパーク化。そして、それを核とした真ゼットンを産み出し、その強大な力を持って宇宙そのものを理ごと破壊してラトリアが神となる宇宙を想像せんと実行に移る。
光の国からの救援が間に合うも力及ばず、もはや宇宙終焉が免れないと思われた時、ギラファ率いるバルタン星の反乱軍を始め、別宇宙からはアンドロ戦姫やウルティメイトフォース達が駆けつけた事で逆転した後、メリムとシャインを中心とした戦姫達の手によって真ゼットンとラトリア達が消滅。太陽も再び元の姿に戻った事で無事に集結を迎えた。

光ヶ丘町

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

UC66年以前は世田谷区と呼ばれていた場所。
怪獣頻出期初期による怪獣災害が最もひどく、再開発に伴い改名。東京23区から外れた特別区として制定される。
かつて住んでいた住人も含め、新たな街並みを作るべく様々な人間が入ってきており、その街並みは西暦21世紀初頭を再現するかのような景観となっている。
怪獣特捜隊極東支部基地や防衛軍の隊員寮があるなど軍事的な側面も目立つ。

光ヶ丘高校

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

光ヶ丘にある私立高等学校。第一次怪獣頻出期中期から終結時まで、篠崎愛達が通っていた。

姫護町

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

第二次怪獣頻出期において再び壊滅的被害を受けた光ヶ丘の復興後の名称。
名の由来は地下の旧ファントムベース内のレーテで眠るウルトラディーヴァ・ノイを守るためなのだが、その存在を含め由来は公表されていない。
多くの人々がそのまま住んでおり、北川ベーカリーや防衛軍関係者など80年前の第一次怪獣頻出期からあまり変わり映えのない顔が見られる。

ペダニウム合金

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

ペダン星人が開発した宇宙屈指の強度を誇る合金。あらゆる熱戦や電波、衝撃をも無効化させる。
最大の特性として、熱や衝撃による劣化が極めて起こりにくく、レディクラスの戦姫の光線でも破壊はできず。また、加工もできない。そのため、一部のペダン星人のみが知る特定の振動と電気信号とを同時に加える事で局所的に劣化させる事で加工を行い、同様の方法以外に破壊する事は現実的ではない。
また、強度と比例させて重量を最大で半減まで減少させる事が可能で、極めて想い自重のために反重力装置を使用してもゆっくりと歩行する事しかできないキングジョーは、四機の宇宙艇への分離時に装甲強度と引き換えに軽量化する事で高速飛行を可能としている。さらに、この分離状態では前述の電波の無効化特性によってステルス性を持ち、緊急離脱や強襲に用いられる。
最大の欠点としては生産性の低さが深刻なレベルにある。原材料事態が希少な宇宙鋼線とは違い、キングジョー数百機を十分に生産可能な鉱石がペダン星に埋蔵されているが、生産事態が難しく、星中の工廠をフル稼働してもキングジョー一機分に数十年の歳月を要する。そのため、生産性を向上させた兄妹機のクイーンジョーと、最も生産しやすい合金比率にしたダウンスペック版が主に生産される事になる。

プラズマスパーク

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

M78星雲の太陽が消えた時、M78星雲人が生み出した人工太陽。
人造でありながら、超常の力を持ち、ウルトラ戦姫を生み出した他、ウルトラ戦姫を記録するアカシックレコードとしての機能も有する。

プロメテウス

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

プロメテウス計画の旗艦として建造された最強戦艦。

プロメテウス計画

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

怪獣頻出期にて人類が手にした技術を基に、人工生命体や超兵器などを生み出し、宇宙人に対抗しうるための研究の総称。
怪獣頻出期集結前から活動は行われていたが、危険性が指摘され、メテオール委員会発足後は表向きには消失。水面下では防衛軍のタカ派によって存続し、UC90年以降はタカ派の中心であるバスク参謀が引き継いでおり、月などに兵器工場を秘密裏に建設している。

プロメテウスチルドレン

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

プロメテウス計画で生み出された人工生命体。
肉体的にも精神的にも人類を上回る新人類を生み出す事を目的とされたが、細胞が安定しないがために寿命が短いという致命的な欠点が発覚し、維持管理を含めたコストもかかる事からUC76年の実験で生まれた数名以後は凍結されている。
その性質上、世間には好評されておらず、常に施設内あるいは監視内で過ごさせ、アルケミスターズ以外とほとんど同世代との交流はない。

別宇宙(エスメラルダ)

該当話:UC66シャイン編  UC95メリム編  UC145ソラ編

惑星エスメラルダが存在する別宇宙。
かつて惑星エスメラルダと二次元人が対立していたが、当時のエスメラルダ姫と二次元人の戦士、そして来訪したウルトラディーヴァ・ノイの助力によって和睦。平和な世界へとなる。
時は流れてメリム編直前からヤプール人による侵攻を受け、それを強引に接収したカイザーベリルによって惑星エスメラルダを強襲。宇宙全体のみならず、こちらの宇宙にまで影響を及ぼすベリル帝国を築かれてしまう。後にウルトラレディ・レイ達によってベリル帝国が滅んだ後は再び平和を取り戻し、レイをリーダーとしたウルティメイトフォースが結成された。

別宇宙(O-50)

該当話:UC66シャイン編  UC95メリム編  UC145ソラ編

ウルトラレディ・スフェール達の故郷。O-50が存在する別宇宙。
この宇宙全体に犯罪や戦争が蔓延しており、平和とは程遠い世界である。

別宇宙(未来)

該当話:UC66シャイン編  UC95メリム編  UC145ソラ編

こちらの宇宙に似ている物の、細部が異なる他、時間軸も大きく異なる。
ここでの宇宙の光の国の宇宙警備隊の大隊長はファザーの称号を得たティアナが担っており、ウルトラガール・ティーファはその娘である。そのティーファを初め、ターシア、トレジアがこの宇宙出身。

ま行

魔王獣

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

O-50が存在する別宇宙の地球に現れた大魔王獣マガオロチ。およびマガオロチが卵の状態で地中に眠る過程で、地球のエレメントを吸収して生み出された6体の分身達。
あちらの地球において遥か昔に飛来し、地球の生命そのものを滅ぼしかけたところ、別宇宙のウルトラ戦姫によって封印。しかし、エスクロの手によって20~21世紀にかけて復活。ウルトラレディ・スフェールによって完全消滅した。

MARS(マルス)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

火星圏の防衛部隊。
火星独自の事情により、主力は戦闘機ではなく、可変戦闘機が担っている。

『街』

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

関東のどこかの地下にある巨大都市。住人は地球人ではなく、統合政府によって管理された地球滞在異星人達。
三階層に分かれており、第一層は人工照明によって地上に近い環境で生活できる一般空間で、ビルのような建造物も多く立ち並ぶ。
第二層は光を嫌う種族のための空間。
第三層は街内外で犯罪を犯した異星人の収容所。
政府管理下とはいえ、自治権を認められており、星団評議会が統治している。
地球に降り立った異星人は原則としてこちらで生活しなくてはならないが、管理を嫌って脱走をはかったり、秘密裏に地球に降下する異星人も半数近くはいると思われる。

マケット怪獣

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

高エネルギー分子ミストによって怪獣を生成するメテオール兵器。
アーカイブドキュメント内の怪獣データを様々な角度から選考した結果、地球人に従いやすいという観点からセレスが使役したカプセルのうち、ミクラスとウィンダムがそれぞれミクとクゥとして採用された。
広義でいえば、同じ高エネルギー分子ミストを使用しているラファエリスもマケット怪獣に含まれるともいえるが、用法など多くが異なる事から、こちらにカテゴライズされていない。

メタフィールド

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

異生獣の現実世界への侵攻を防ぐための平行空間。
地球上において異生獣は誕生した瞬間にレーテによって自動的にこのフィールドに閉じ込められ、外界への干渉を著しく制限されてしまう。異生獣はここから抜け出すため、自らの力の源となる地球人の恐怖心を地道に集めていく事となる。
また、外部からの侵入も制限されており、ノイから力を託されたネイス達の他、ファントム隊のガルディアスのみが侵入可能。もっとも、外部への干渉が可能なまでに力を増した異生獣にとっては巣ともいえる場所にもなっており、人知れずに人々を拉致し、死という最大の恐怖を発する犠牲者を捕食していく。
また、同じノイの力の一部であるメリームブレスを持つメリム(理論的にいえばアカリ、レイ、マキシも)も侵入可能だが、こちらの場合は迷い込んだと表現した方が適切であり、ノイの加護を受けるネイスやガルディアスと違ってメタフィールド内の闇の影響を受けてしまい、戦闘力が著しく低下してしまい、単独での侵入は極めて危険である。

メテオール

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

Much Extreme Techno Origin(地球外生物起源の超絶技術)の略。 その名の通り、怪獣頻出期に様々な形で地球に持ち込まれた異星人や怪獣から得た技術大系の総称。
怪獣頻出期末期にあたる一度壊滅した防衛軍の再建と同時期から積極的に研究が進められ、再び地球が外的脅威に晒された際に対抗しうる力として構築されていく。
しかし、中には地球そのものを危険にさらしてしまったり、倫理的に問題視される物も少なからず存在し、後にこれらに規制を設ける意味合いでメテオール委員会が設立される。

や行

ヤプール次元

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

高度の文明を持ち、こちらの次元へと侵攻を企てるも光の国誕生以前にレイブラッド率いる怪獣軍団により逆に攻め入られ、ほとんどの生命が滅ぼされる。
長い歳月を重ねて次元内を漂う死霊や怨念がより集まり現在のヤプール人を生み出し、自分達を滅ぼしたレイブラッドとその怪獣軍団に対抗すべく超獣の開発を行い、怪獣頻出期の地球へ侵攻を開始する。

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

光と対をなす存在。
3000万年前にプラズマスパーク化していた太陽によって、地球に超古代人が誕生したと同時に闇の勢力が誕生した事実から、プラズマスパークあるいはそれに近いものの弊害とも考えられている。
また、既存の生物を闇の勢力へと変貌させる事もあり、闇の戦姫達、ダークディーヴァ・ザギ、エンペラー星人などがそれにあたる。

UC(ユニバース・センチュリー)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

地球上の全紛争等終結100年目を記念し、統一連合樹立と同時にUC歴(ユニゾンセンチュリー)を制定。
各国の軍は地球防衛軍に統合され、パリ基地をEU本部と設定。大規模な軍縮が始まる。

ら行

LADY(レディ)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

Lifeful Area Defending Yard(生命溢れる地域を防衛する職場の意)を略してLADY。
怪獣特捜隊の隊員である星野亜希がかねてより考案しており、ウルトラレディ・シャインとの邂逅をきっかけに防衛軍の一部隊として設立。
その創設理念は怪獣頻出期に対する人々の混乱を、本来弱い存在とされる女性がメインとなって戦う姿を見せる事で和らげる事にある。そのため、特捜隊と同じ特殊装備を極端に丈の短いミニスカート状や、胸のラインを始めとする女性のシルエットを強調するデザインで特別発注している他、専用戦闘機を設計段階から発注している。これらの資金源は、通常の防衛軍の予算に加え、報道関係からのマネージメントも少なくなく、実際に隊員が雑誌の表紙を飾ったりもしている。
その他の点で言えば、怪獣特捜隊と連携し、指令室も兼用しているなど特捜隊のメンバーが増えたと言っても過言ではない。実際、日本における怪獣の出現頻度が海外と比べて以上に多く、人員増強を求められていた事も素早い設立の要因でもある。

リパルサーリフト

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

星野夢香が若干12歳の時に発表した新しい重力制御理論を基に作られた重力制御装置の総称。Bクラスメテオール。
任意で柔軟な指向性を持たせる事が可能で、ARIELベースのように大質量の構造物を地上からの打ち上げから衛星軌道上への固定を行ったり、対象範囲内の重力を制御する事で0G下でも1Gを再現する事が可能。応用として、不可視の障壁として防御フィールドとしても使用でき、ラファエリスではこの特性を全て活用しており、機体の姿勢制御と防御、機体内のGの緩和などに利用されている。

LIVES(リベーシュ)

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

旧怪獣特捜隊隊長の影山隼人が設立した解呪保護団体。
怪獣頻出期にジェロニモンが太平洋上に造り出した怪獣島に基地および怪獣保護動物園を設置している。主に防衛軍から委任された怪獣保護任務や捕獲した怪獣の治療・飼育を行っている他、怪獣への意識を変える目的と資金調達の一環として、レストランや園の見学を始めとするテーマパーク運営も行っており、隊員達も業務の一環としてそれらの運営に参加している。

レジストコード

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

アーカイブドキュメントに記された怪獣異星人の名称を記した各データファイルの総称。

リオールクリスタル

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

リオール姉妹戦士の頂にて得た宝具。
こちらの宇宙の太陽付近にてグリーザを撃退する際に先代ルージュ、ブラウが消滅した際にウルトラバーストによってリオールダイザー、スフェール、グリースと共に地球に落下。グリーザ戦のダメージによって力を失って地中に埋まるが、ウルトラバーストによって活性化した古代戦姫の力によって復活。新たなリオール姉妹の力となる。

リオールダイザー

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

リオール姉妹戦士の頂にて得た宝具。
こちらの宇宙の太陽付近にてグリーザを撃退する際に先代ルージュ、ブラウが消滅した際にウルトラバーストによってリオールクリスタル、スフェール、グリースと共に地球に落下。グリースの物はそのままグリースが使用。姉二人の物は大破状態で落下したために、後に鷹羽澪によって修復される。

レーテ

該当話:UC66シャイン編 UC95メリム編 UC145ソラ編

UC92年に起きた新宿事件の後、力を使い果たしたウルトラディーヴァ・ノイが眠る装置。
装置自体は地球製であり、光ヶ丘地下にできた巨大空洞内の調査チームが仮死状態のノイを発見し、テレパシーでコンタクトを取ったイラストレーター博士の主導の元で生命維持装置としてのレーテを、同時に空洞内にファントム隊の基地が建設された。
レーテ自体、ノイの生命維持装置としての機能の他に、メモリーリライターの使用や、ファントム隊の各種装備のブースト機能にもノイの力を利用する形で用いられ、ファントム隊の武装が同時代の水準を上回る事になるが、メモリーリライターを含めて使用ごとにノイ自身が僅かずつではあるが消耗していき、異生獣の檻ともいえるダークフィールドの消失に繋がるデメリットもある。

わ行

惑星O-50

該当話:UC66シャイン編  UC95メリム編  UC145ソラ編

別宇宙にあるウルトラレディ・スフェール達の故郷。
宇宙の秘境と呼ばれ、ウルトラディーヴァ・ノイも訪れた事もあるらしく、彼女が戦士の頂に遺したスフェールカリバーが安置されていた。

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