光の国

TOP>基本設定>光の国

光の国と戦姫の誕生

M78星雲において26万年前に恒星が爆発し、光が失われた時、全てが始まった。
科学者達が人口恒星であるプラズマスパークを創生。あくまで恒星の代わりのはずだったが、予想外のエネルギーを発揮。後に『光の国』と呼ばれる宇宙をも照らす光となり、地球人によく似た姿だった住人達は染色体Yをはじめ、さまざまな機能を失うも超人的な力を得た女性だけの種族が誕生した。

 

M78星雲光の国本星

星全体の直径は地球の約60倍、中心に本星があり、その軌道上に300あまりの大陸が浮遊。これら浮遊大陸は重力が独立しており、本星と向き合うように内径側に建造物が建てられている。

 

光の国の住人・ウルトラ族

大別してレッド族とブルー族が存在し、レッド族は戦闘力に長け、戦姫として宇宙警備隊にその多くが配属。ブルー族は知能が高く、後方支援として宇宙科学技術局に多く配属されている。ただし、例外も多数あり。
総じて多種族を圧倒する能力を手にした事で失われた物のうち、最も大きいのが性別の消失。これは生殖能力の消失でもあった。
無限に近い寿命を持つ彼女達が増えすぎないためにと。神あるいは宇宙の意思が与えた枷ともいえるが、プラズマスパーク内で二人一組がある儀式を行う事で次世代を生み出す事が可能である。ただし、一度に一組しか行えないため、厳重にスケジュール管理がなされている。
また、非常に稀なケースとして男性型が生まれる事もあるが、やはり通常の生殖能力はない。
生まれて来た後は地球人のそれとほぼ同じ成長過程を取る。そして、僅かな個人差はあるが、一定の成長を超え、宇宙中から羨望と嫉妬の対象となるほど美しさを誇る成人となると細胞が無限代謝に切り替わり、永久に老化しなくなる。
また、その命は仮に尽きたとしても魂さえ残ってさえいれば途方もない寿命の内の僅かを代償に復活が可能。
永遠の命と力を全宇宙の平和に使う事を全員が共有し、活動している。

 

ウルトラ戦姫の活躍

宇宙の秩序を守り、悪と戦い続ける光の国の住人。いつしか敬意を以って『ウルトラ戦姫』と呼ばれるようになっていた。
反対にその活動を疎ましく思う者も少なくはなく、「神様気取りの女共」と嫉妬や逆恨みの怒りをぶつける対象にもなっている。中には温厚な種族出身でありながら嫉妬によって豹変してしまう者までいる。
そのような者達の間ではウルトラ戦姫を倒す。または屈辱を与える事は一種のステータスとされており、「戦姫狩り」と通称が着き、犠牲者は後を絶たない。それでも彼女達は弱者を守るため何度傷つこうとも戦い続ける。

 

戦姫を支える者達

ウルトラの星の住人全てが戦姫となるわけではない。成人した全体の二割は適正、あるいは自らの意思で戦姫とならずにウルトラの星のライフライン維持や幼き住人達の育成、発明などによる戦姫のバックアップを行っている。中には力はなくとも危険を冒してまで宇宙の調査を行う者もいる。

inserted by FC2 system